世界中でたくさんの働く犬達が活躍しています。
この度の新型コロナウイルスの流行で「コロナ探知犬」が誕生するそうです。
今回はいろいろな「探知犬」について調べてみました。
探知犬の種類
- 薬物探知犬
- 検疫探知犬
- 爆発物探知犬
- がん探知犬
- ヒアリ探知犬
- 発作探知犬
薬物探知犬
薬物使用の捜査に参加します。
とある芸能人の逮捕の際も、麻薬探知犬が大活躍したのだとか…。
検疫探知犬
空港で手荷物の匂いを嗅ぎ、国内に持ち込むことのできない動植物の発見をします。
私は旅行が苦手なのでまだお目にかかったことがありません。
爆発物探知犬
ダイナマイトなどの爆発物を見つけ出します。
日本国内ではまだ数が少ない爆発物探知犬ですが、東京オリンピックに向けて育成がされています。
がん探知犬
人の尿や呼気からがん特有の匂いを嗅ぎ分け、早期発見するように訓練されています。
負担のない検査方法になりますので、とても魅力的ですが日本にはまだ数頭しかいません。
ヒアリ探知犬
猛毒を持つヒアリの匂いを嗅ぎ分け、人が見つけることのできない巣などを探し出します。
日本では今後導入される方針だそうです。
発作探知犬
てんかん発作が起こる前に異変を察知し、オーナーに知らせるサービスドッグです。
じつは詳しいメカニズムは分かっていないそうですが、実際にお仕事をしている犬達がいます。
単に発作を知らせるだけでなく、ぴったりと寄り添い心のケアまで行います。
信頼できるパートナーがいてくれることは、心強く、ストレス緩和にもなっているそうです。
なぜビーグルなのか?
探知犬ってほとんどがビーグルなんです。
ビーグルは、鼻の利く犬の中でも群を抜いて嗅覚が優れています。
小さくてもしっかりとした体格、そして体力を兼ね備えているため使役犬にはぴったりなのでしょう。
また空港はたくさんの人がいますので、あまり強面のシェパードなどよりも親しみやすくて良いのかもしれません。
ビーグルは体が丈夫で遺伝的差異が少ないこと等から、実験動物としても多く使用されています。
人間はビーグルに頭が上がりませんね。
まとめ:やっぱり犬はスーパーヒーロー
イギリスでスタートするコロナ探知犬のトレーニングですが、6000万以上の予算をかけて6~8週間で行われるそうです。
莫大な数のサンプル摂取や感染予防など、課題はたくさんあると思いますが、世界を救うかもしれないスーパーヒーローが「犬」なんて、わくわくします。
遠く離れた日本からですが、私も応援したいと思います。